(15) が発表した生物全体の分類体系を参考に,全体の分類体系を見直しました。 13年12月25日 丸山健一郎氏からキノコ類の写真 53種! を提供して頂きました。 13年5月24日 真核生物の分類・系統をAdl et al (12) に従って改訂しました。和名、科・種の掲載順、学名は環境省自然環境局 植物目録(平成6年3月)によっています。 分布と記事は「東北の樹木誌」(青森営林局・秋田営林局 平成9年)によっています。 目以上の分類は新エングラー体系に準拠しています。図2. 代表的な植物を含めた進化系統樹. 比較ゲノム研究を進めると、光合成生物の進化が明らかになるだろう. ・共生による葉緑体の成立と光合成を担う遺伝子の機能進化. ・陸上化による新しい体制と生殖方法の獲得機構.
高校生物 系統と分類
系統樹 植物 の 分類 図
系統樹 植物 の 分類 図-書き換えられる系統樹 3 陸上植物の系統 陸上植物 *1 は,胞子化石に基づいて,約4億8千万年前までに緑藻 類から分岐した分類群であると推定されている 1),2) .陸上植物の繁栄 は,陸上環境を大きく変え,現在の動物相や菌類相の進化にも大きな図-1 APGIII植物分類体系による分岐系統樹 引用文献7)、108のFigure 1より作成したもの。 7) The Angiosperm Phylogeny Group(03) J LINN SOC 141 399~436 長岡 求による『APGII03およびAPGIII09による被子植物の分類』(12)から
「apg分類」という言葉、最近は植物図鑑などでも目にする 機会が増えました。dnaの塩基配列に基づいた系統樹が盛ん に構築されるようになり、大きく塗り替えられた植物の系統関 係を、科レベル以上の分類に反映させたものがapg分類で す。第2節 植物の分類と系統 A 藻類の分類 岩城・加藤 (編) 多様性の植物学 2 「植物の系統」 東大出版会 p 図 41 を改変 裸子植物 は胚珠が裸出している植物群の総称であり,現生の種はイチョウ,針葉 樹 上記図は、12年にAdlらによって提案された全生物の系統樹です (わかりやすくするため、一部の生物群を省略しています。 原核生物 に は単系統(同一共通祖先から進化した生物の集まり)が支持されている真正細菌と古細菌から構成されています。
葉緑体DNA、matK領域での分子系統樹を図1に、trnLF領域の分子系統樹を図2に示す。 葉緑体DNAのmatK領域では、どの地方のコミヤマスミレもミヤマスミレ節のクレードに存在 近年、植物の分類はAPGⅢ、Ⅳ体系に基づいて大きく変わってきている。いで系統樹にはさまざまな種類があるので、それらを見てみたい。さらに系統 樹と「分類表」との違いについて検討したいとおもう。最後にアドミニストレー ションの系統樹を試論的に提示してみたい。 2 .系統樹の意味と意義 系統樹の意味系統群を科をまたいで再編成する必要が生じた。この ように複雑な系統関係があるため、すべてをアオイ科 として、その中に認識される単系統群を九亜科とした (図(図19、) 。 p 66 「ミクリ科」本文 冒頭の「ミクリ科とガマ科は」の部分を「旧 ミクリ科
系統分類学において系統樹を描くにあたっても、 リンネ式階層分類の表現の併用は非常に一般的だ。 Figure 6 系統樹の多重分岐 階層分類上おなじレベルの系統群が次々に分岐するとき(A)、 これらがおなじ分類段階であることを強調しようとすると、 系統人類の進化・系統図Ⅲ(SCIENCE誌 Vol326 から)(下の図と比べると良く分かります。 時間軸は左右逆です) 戻る 注:Miocene=中新世、Pliocene=鮮新世、Pleistocene=更新世、Holocene=完新世。植物系統分類学 Fig 3 単子葉植物の分子系統樹Journal of Plant Research 117 (2) 諸島固有属Robinsonia(キク科)のDNAフラグメント解析に基づくネットワーク図 AoB PLANTS 7 plv102
シダ植物全体の系統樹 (Smith et al 06) 最後に、Smith et al 06によるシダ植物全体の系統樹を示します。 注目点は、マツバラン科がハナヤスリ科と近縁な位置にあること、 トクサ科は真のシダ植物に含まれることなどです。 ヒカゲノカズラ科 イワヒバ科ところで、図2の系統樹の大きな特徴は、寄生性のグループが真核生物の系統樹上非常に古い時期に分岐している点である。 これは、系統樹推定にしばしば見られる"Long Branch Attraction Artifacts" LBAと呼ばれている人為的結果ではないかと指摘されていた。図1Whittaker の生物5 界説 植物界 動物界 菌類界 原生動物界 モネラ界 光合成 (生産者) 吸収 (分解者) 捕食 (消費者) 原核生物 真核生物 図2真菌の系統関係(James et al(06)の図を概略化) 子嚢菌門 担子菌門 グロムス菌門 接合菌門 接合菌門 接合菌門
植物分類の系譜 人為分類 ギリシャ時代から18世紀まで 高木、低木、半低木、草・・・類型分類 18世紀リンネ おしべ、めしべの数・・・規格分類 自然分類 19世紀 化石植物学生物進化と系統関係を考慮した分類・・・ 系譜分類分子系統解析と系統樹 • 分子系統解析:アミノ酸配列や塩基配列を 使って、生物間または遺伝子の進化的道筋 (系統)を解明する解析 • 全生物は共通祖先から進化した、という仮説 に基づく • よって、全生物には関連(系統)がある – 表現の1つA 植物の分類 B 植物の系統 岩城・加藤 (編) 多様性の植物学 2 「植物の系統」 東大出版会 p 図 41 を改変 裸子植物 は胚珠が裸出している植物群の総称であり,現生の種はイチョウ,針葉樹
図1イ ネ科の系統樹(館 岡,1959,名 称部 改変北 村) 3イ ネ科植物の系統分類と芝草の種類・植栽分布 序論にて述べたように,日 本の芝草には日本芝と西洋 芝があり,ま た寒地型芝,中 間型芝,暖 地型芝に分けら れる。これらは生態型からみると,冬 季休眠し被子植物の目レベルの系統樹 Angiosperm Phylogeny Website (現在)による目レベルの系統樹 細部修正・リンク修正が未完成類学とも呼ばれます。系統分類学の本質は生物が進化 してきた系統樹を現存する生物や化石のデータを使っ て再構築することであるとも言えます(中尾、05、 p 219)。かつて、植物の分類は純粋に形をもとにした もの(類型分類)でした。
維管束植物は,大きく4つの群に分けられる.ヒカ ゲノカズラ植物門(小葉類),シダ植物門,裸子植物 門,被子植物門である.ヒカゲノカズラ植物門が残り の維管束植物(真葉類[=大葉類]),すなわち,シダ 植物門+裸子植物門+被子植物門と姉妹群となり,こ の系統関係は従来から考えられてきたものと一致して いる.真葉類の中では,シダ植物門(Monilophyta) が種子植物(裸子植物図5:菌細菌の系統樹 (5)動物の系統樹 (5分~10分) 2年で学習した内容です。スピード感を大切にすることは同じですが、肉眼レベルの『土の中の生物』はここに分類されるので、必要な分類基準を確実におさえてください。図−1 系統分類の考え方 系統分類的思考について明確に論理化したのはHennig (1966)以降の分岐分類学 Cladisticsによる分類思考であ ヒノキ アスナロ スギ セコイア コウヨウザン 外群 + + - - - 十字対生旧来の分類 ヒノキ科 スギ科 * Email kaba@ffpriaffrcgojp
重複遺伝子による複合系統樹を参考にして,生物 界全体の絶対系統樹を作成した図2は 彼らの絶 対系統樹をよりわかりやすいように変形したもの 古細菌は性質の異なる,ま た分子系統的にも分けられる3 種類からなるす なわち,酸 素ガスのまったくない嫌気 ヒノキ科(Cupressaceae)は、針葉樹の科で世界的に広く分布する。 27ないし30属、約130~140種が属する、裸子植物で最大の科です。 うち17属は1種のみなのだそうです。 以前は狭義のヒノキ科とスギ科(または亜科)の2つに分けていたが、現在はこれらを作者の趣味により、系統樹の細かい分類とおおざっぱな分類が混在しております。 あしからず。 簡易進化系統図 by Yossie ├─植物 進化系統図の中に出てくる属名ごとに、復元図をリンクさせまし
国立科学博物館が所有する次世代シーケンサー(Roche GS Junior) 従来型分子系統解析法の功績と限界 サンガー法によるDNA塩基配列決定法が普及し、標準化された手法で簡便に分子系統樹が得られるようになったことで、この年ほどの間に生物多様性の記述やその進化史の可視化は劇的に進みまし
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